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オランダニュース

オランダ人は寄付好きだが、不況時はやはり財布のひもは固かった。昨年から景気が回復し始め、寄付金額は2014年と比較し3.6%増えている。オランダの一般紙フォルクスクラントの調査によれば、ガン撲滅基金(KWF)への寄付額が最大で、2015年には1億1690万ユーロを記録し、一昨年の5%増となっている。このうちの44%が遺言による遺産からの寄付である。
次に寄付額が多いのは、赤十字と国境なき医師団で、それぞれ5100万ユーロ。赤十字への寄付は一昨年よりも25%も増えているが、これは難民危機が大きく影響しているという。この後に続くのが、ユニセフと心臓病患者基金である。

さてこの寄付金額の増加の背景には、景気の回復だけでなく不動産価格の上昇があるという分析もある。自由大学のベッカーズ教授の研究によれば、寄付金と不動産価格には相関性があるらしい。

これに対し、寄付金額が大きく減少したのは環境保護団体グリーンピース。理事の一人が、ルクセンブルグの自宅からアムステルダムまで2年間もの間(空気を汚染する)飛行機で通勤していたという事実が判明し、寄付者が遠のいていったのが大きな理由だと見られる。

2016-07-21
昨日19日(火)からオランダにも本格的な夏が到来。各地で30度近くにまで気温が上がっている。日本ではあたり前の暑さでもオランダでは熱射注意報が出ている。国立健康環境研究所(RIVM)は、水分を十分に補給し、薄い服を着用、なるべく日陰に入るよう注意を促している。注意報が出ているのは内陸部のヘルダーランド州、オーフェルアイゼル州、北ブラバント州とリンブルグ州。海岸沿いの西部はそれほどの暑さではないが、30度近くにはなるという。夜も20度以下には下がらない。昨日から始まった4日間の歩け歩け大会でも、48000人の参加者のうち、150人近くが暑さで具合が悪くなり棄権している。

この熱暑も長くは続かず、気象台によれば、明日は海岸沿いでは22度、内陸部では28度という予測。金曜日から週末にかけても高気圧におおわれ、好天が続く。気温は22度から24度と過ごしやすい日になる。

2016-07-20
アムステルダム・スキポール空港付近に繁殖している野生のガチョウは、航空機に激突したり、エンジンに進入したり、滑走路を横切ったりと、飛行機の発着陸に支障をきたしている。空港は事故防止のために、空港内に入り込んだガチョウを撃ち落とすことある。以前はこのガチョウは廃棄処分になっていたが、今では高級食材としてソーセージやパテに利用されている。ガチョウの肉をもっと利用して欲しいと考えたファンデ・レープ氏は、オランダのレストランに呼びかけガチョウ肉をメニューに入れてもらうキャンペーンを始めた。現在オランダ全土で30のレストランがこの呼びかけに応じている。

2016-07-19 続きを読む ▶
7月19日から22日まで4日間に渡りナイメーヘンで第100回「歩け歩け大会(4Daagse)」が開催される。主催者によれば、今一番の脅威はこのところ相次ぐテロよりも、ポケモンハンターだという。この大会は毎年5万人近い参加者がおり、中には日本からわざわざやって来る人もいる。参加者はベーテュヴェ(Betuwe)エリアを歩き、ベメル、アーネム、エルストなどの街を抜ける。国内外の軍隊の隊員五千人も参加するというかなり難易度が高い大会である。 この期間中ナイメーヘンの町では夜にコンサートなどのイベントが開催されこちらにも150万人以上が集まる。

2016-07-18 続きを読む ▶
先週末失敗に終わったトルコのクーデターは、オランダに住むトルコ人の間にも影響が出ている。オランダには1960年代に出稼ぎ労働者としてやってきたトルコ人とその第2第3世代が約50万人住んでいるが、このほとんどがエルドアン大統領支持者だと言われれいる。ロッテルダムやデーフェンターでは、大統領を支持する大規模なデモ行進も繰り広げられた。

これに対し、テレグラーフ紙の報道によれば、反政権派のトルコ人に対する脅迫や嫌がらせが相次いでいるという。ソーシャルメディア上でも、エルドアン大統領と対立する在米...
2016-07-18 続きを読む ▶
7月15日オランダ経済省企業誘致局(NFIA)が発表したニュースの抜粋です。

●2017年1月1日から - 従来方式に戻り、「労働許可」「居住許可」が必要になります

先ごろ、オランダ、スイス両政府による1875年施行の「スイス/オランダ二国間条約」の見直しが行われ、同条約の協定条項が無効となりました。

2016-07-15 続きを読む ▶
オランダでの今年の夏(6−8月)の前半の天気を過去のデータと比較したところ、1998年の夏以来最も雨が多いことがわかった。集中豪雨による洪水も何度か起き、リンブルグ州、北ブラバント州の東部では最も被害が多かった。リンブルグ州のアイセルスタインでは例年の4倍という降雨量を記録している。曇りがちの日も多く、現在までの日照時間も259時間と、平均の290時間を下回る。

しかし週末から天候は少しずつ回復し気温が上がると、気象サイトWeer.nlは予想している。16日土曜日は20−23度、日曜日は21度から24度と上がり、来週の初...
2016-07-15 続きを読む ▶
オランダの列車の中でティッシュペーパーを配る人を見かけることがある。ジーンズとスニーカーという普通の身なりの若者や女性たちが乗客にティッシュペーパーを配って歩くのだが、その中に英語かオランダ語で「私は失業者です。二人の子供のために少しだけお金をください。」といったメッセージが入っている。列車を一巡したあと、集金に戻ってくるというのが通常のパターン。

警察によれば、彼らはただの物乞いではなく、中欧や東欧から来た犯罪集団だという。最近多いのがアムステルダムとハーレム間の列車内。スローターダイク駅などアムステルダ...
2016-07-13 続きを読む ▶
日本のみならず世界中を席巻しているスマートフォン用ゲーム『Pokémon GO』がオランダにも上陸し、瞬く間に子供から大人までを夢中にさせている。『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲーム。このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーが戸外でポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しめるというので、携帯を持って屋外でプレーする。

2016-07-13 続きを読む ▶
今週からアムステルダムのゴッホ美術館で開催される「狂気の瀬戸際(On the Verge of Insanity)」と題した展示会で、ゴッホが1890年に自殺に使用したといわれるピストルが展示される。この展覧会は、ゴッホが生涯病んでいた精神病に焦点をあてるというもので、7月15日金曜日から一般公開される。

ピストル(リボルバー)はゴッホが命を絶ったフランスのオーヴェル=シュル=オワーズの野原で発見されたものだが、美術館で展示されるのは今回が初めて。調査によればピストルは50年から80年の間、地中に埋もれていた。ゴッホは自殺する前にはオーヴェル...
2016-07-12 続きを読む ▶
デルフトにあるプリンゼンホフ美術館では「フェルメール家に帰る」と題した展覧会を開催中だが、この4ヶ月間で5万人以上の訪問者数を記録した。フェルメールの描いた有名な「デルフトの小路」は、通常はアムステルダムの国立美術館に展示されているが、今回の展覧会で320年ぶりにデルフトに戻って来ている。

17世紀のオランダを代表する画家フェルメールが手がけた現存する二枚の風景画作品の内のひとつ「デルフトの小路」。これまで多くの専門家たちがこの絵が描かれた場所を特定しようと試みてきたが、どれも決定的ではなかった。しかし2015年、アムステルダ...
2016-07-11 続きを読む ▶
現在アムステルダムで行われているヨーロッパ陸上選手権で、オランダの短距離選手ダフネ・シパーズ(スキッパース、Schippers)は、金メダルタイトルを保持した。100メートル走ではシパーズは10.9秒を記録し、2位のラロバ・コリオ(ブルガリア)の11.2秒、3位のカンブンディ(スイス)の11.25秒を大きく引き離した。

シパーズは2014年にスイスで行われたヨーロッパ選手権にて, 100メートルと200メートルの両方で金メダルを獲得している。2015年の北京での世界選手権では1...
2016-07-09 続きを読む ▶
ベルギーのテロ対策専門家は、血液中に含まれる特殊物質から犯人が事前に発見できると発表した。爆発物の製造に使われる化学物質が血液に入り込むという。爆発物を製造する者だけでなくテロ実行者の血液中にもTATP(過酸化アセトン)が発見されている。TATPはパリやブリュッセル、そして、シリアやイラクの戦場など、様々な場所で広く使われている爆薬である。簡単に作ることができ、殺傷能力の高いTATPは、別名「悪魔の母」とも呼ばれ、イスラム過激派組織「IS」も好んで利用するという。

テロ対策専門家のFaroek Özgünesによれば、血液検査はテロリスト判明に...
2016-07-08 続きを読む ▶
値上がりが続くオランダの不動産市場、2016年の第2四半期(4月−6月)には過去最大の不動産販売件数を記録した。この期間だけでオランダ不動産取引会社経由で42,819戸の物件が販売され、これは第一四半期の15%増。不動産会社を通さない取引も含めると55,000件と見積もられる。過去12ヶ月で見ると合計15万3000戸が販売され、過去最大であった2006年の記録を破っている。

この活況の裏にはこれまでにない低金利がある。家賃は上がる一方で低価格住宅の供給も追いつかない状況では、ローンで家を購入したほうが安くつくと考える人が多い。その上...
2016-07-07 続きを読む ▶
マキシマ女王は7日水曜日の医師の診断で、先週の金曜日7月1日に転んだ後に軽い脳震盪を起こしたことが判明した。政府広報局は今後数日の休養が必要だと発表した。夫のウィレム・アレクサンダー国王もマキシマ女王が暫くの間休養すると報道陣に語っている。「女王は脳震盪を起こしてから5日間放置していたが、悪化を防ぐため暫くの間は公務を行わない。」と延べ、この5日間ずっと頭痛に悩まされていたと、女王の容体を説明した。

毎年夏に行われる王室の写真撮影は、今年は7月8日(金)に計画されている。今のとこ...
2016-07-07 続きを読む ▶
今年3月8日にアムステルダムの南東部で燃やされた車の中から首なし死体が見つかり、翌日3月9日に首が路上で見つかるという事件があったが、捜査の結果燃えた車はユトレヒトの警察が使っていたものであることが判明した。車は盗難車だったがナンバープレートもなく全焼状態で持ち主がわからなかった。

全国紙テレグラーフによればこのフォルクス・ワーゲン・キャディ車は、ユトレヒトの刑事が見張り用に使っていたものだという。殺害された23歳のアムジーブはモロッコ系オランダ人で、犯罪組織に属していた。死体を警察の車に放置し放火したのは、警察を挑発...
2016-07-06 続きを読む ▶
オランダ大手スーパーマーケット「ユンボ(Jumbo)」は4日、新聞にハイネケンビールがビールケースを十分に供給しないという抗議広告を掲載した。同スーパーはハイネケンを告訴すると発表している。これに対しハイネケン側はビールケースが足りないためと説明しているが、ユンボはそれはありえないと反発。両者はこの広告掲載前から長い間「戦争状態」にあった。
ユンボは24本ケース入りビールを目玉商品として特別価格で販売している。ユンボが出した新聞広告は「ハイネケンはケース売りキャンペーン期間が長すぎると見ています。でも私たちはこの価格設定を変える計画はありません。」というもので、ハイネケンの小売...
2016-07-05 続きを読む ▶
オランダ政府と環境・社会団体は60社の「正しい」アパレル企業リストを発表した。衣料の生産にかかわる労働者の権利を守っているか、生産過程が環境に負荷がかかっていないかなどを調べ、現状あるいは今後5年以内にこれを順守できる企業をリスト化したもの。消費者はこのリストを参照に社会的・環境的に「正しい」企業の衣料を購入できる。

多くの廉価衣料を提供する企業が児童労働者を雇用したり劣悪な労働環境で生産していることが問題になっている。2013年に起きたバングラデッシュで1100人が工場倒壊...
2016-07-04 続きを読む ▶
英国のEU離脱後、ロンドンに取って代わる金融の中心地はどこになるのかという憶測が飛び交っている中、米大手新聞ニューヨーク・タイムスが、アムステルダムを候補ナンバーワンに上げている。同紙は複数の金融機関のトップに英国のEU離脱後についてインタビューを行い、ロンドンに続くEU内の拠点を探った。

候補地は、従業員の英語能力が高く、法規制が緩やかで、輸送とコミュニケーションのインフラが堅固、高層ビルにオフィスが設置でき、高級住宅に入手可能で、良い学校、レストラン、文化施設が豊富という条件が与えられた。つまりウォール・ストリートで働く高...
2016-07-02 続きを読む ▶
8月の最初の1週間半、線路の改修工事のためスキポール空港を通る列車は不通あるいは大きな遅延が出る。オランダ鉄道管理会社プロレールは、合計8kmに渡る線路を2本から4本に増やす工事を計画しており、8月1日から9日までの期間、スキポール空港からアムステルダムのDuivendrecht駅とBijlmer-Arena駅へは列車は運行しない。この区間はアムステルダム中央駅経由でメトロに乗り換えるか、バスを利用しなければならない。さらに8月2日は、スキポール空港駅とSloterdijk駅間も不通。オランダ鉄道はこの区間にバスを導入するという。アムステルダム中央駅とユトレヒト間の急行列車(インターシティ)は、Bijlmer-Arena駅で停車し、...
2016-07-01 続きを読む ▶
2016年1月にオランダとフランスで共同購入したレンブラントの肖像画「Marten & Oopjen」がアムステルダム国立美術館のレンブラントの展示ルームに飾られる。17世紀オランダの黄金時代の最盛期、アムステルダムの豪商の息子マールテン・ソールマンスとオープイェン・コピットが1634年に結婚した時に描かれたもので、当時レンブラントは28歳。
この絵はフランスのロスチャイルド家が所有していたが2015年にこれを売り出す。最初オランダのアムステルダム国立美術館が1億6000万ユーロで購買を決定したが、フランス政府はフランスのものであると主張、協議の末オランダとフランスの両国で所有す...
2016-06-30 続きを読む ▶
本日6月30日はオランダの国民的歌手であった故アンドレ・ハーゼス (1951−2004)が生きていれば65歳の誕生日である。アムステルダムの4ヶ所にある教会では、これを追悼しハーゼスの曲「血と汗と涙(Bloed, Zweet en Tranen)をカリヨン(鐘)で演奏する。教会の塔から流れる鐘の音はアムステルダム中で聞くことができる。

カリヨンを演奏するのはアンネ・フランクの家の隣にある西教会、ムント広場にあるムント塔、南教会、そして旧教会である。演奏時間は西教会が15:00から、ムント塔が1...
2016-06-30 続きを読む ▶
オランダの西南部にあるゼーランド州のオースタースヘルデ湾の東北部で採れたムール貝と牡蠣から、毒性物質テトロドトキシン(TTX)が抽出された。このエリアで捕獲される貝類は食用には適さないとオランダ食品衛生局(NVWA)が警告した。2015年10月から同局はオースタースヘルデ湾でのTTX検査を毎週行っている。これまで特に問題がなかったのが、今週になりムール貝と牡蠣からこのTTXが発見された。今日29日水曜日はムール貝のシーズンが始まる日に当たり、このニュースは業界には打撃である。TTXはふぐの毒の成分で、食べると中毒症状を起こし危険だという。

2016-06-29 続きを読む ▶
オランダはその昔グルメの国だった。17世紀黄金時代の絵画にはテーブルにあふれるばかりの魚、肉、チーズ、果物、野菜が描かれており、そのいくつかは今でも珍しい食品である。元アムステルダム国立美術館の館長であるヴィム・パイベスとフード・ジャーナリストのヨナ・フロイドがオランダの食を再考する「国立美術館クッキング」と題する本を出版した。オランダ料理で使われる50種の食材を使い、50人のシェフやパティシエが昔ながらの料理と新しく考案した料理130点を紹介している。

本の装丁とデザインは世界でも有名なイルマ・ボーム。クッキングシートのような材質の...
2016-06-29 続きを読む ▶
ライム病を引き起こす可能性のあるマダニに刺される人が増えている。 オランダ国立衛生環境研究所(RIVM)の調査によれば、5月6月でマダニに刺されたという人の数は過去3年平均の13%増。これから夏に向けてその数はさらに増え、7月には40万件に達する可能性がある。

マダニに刺されても必ずしもライム病に感染するわけではない。スピロヘータの一種であるボレリア病原体を保有するマダニに刺咬されるとライム病にかかる可能性がある。ライム病は関節炎、遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜炎、心筋...
2016-06-28 続きを読む ▶