消費者連盟、アルバートハインのレジミスを訴訟
オランダ消費者連盟(De Consumentenbond)は、大手スーパーマーケットのアルバートハイン(AH)の度重なるレジ請求金額のミスを指摘し訴訟にふみきる。消費者連盟によると、この請求金額の間違いはもう数年続いており、消費者が金銭的損失を被ってきたという。
昨年、消費者連盟は、スーパーのレシートの間違いが3年も続いていると指摘した。アルバートハイン、ユンボ(Jumbo)そしてプルス(Plus)のレジ請求価格の間違いが多いという。実際に店内で表示されている価格とレシート上の価格が違うというのだ。ただ最近ではユンボとプルスの間違いはほぼ消滅し、アルバートハインのみが依然として請求金額を間違えている。
アルバートハインではボーナス(割引)が請求額に反映されなかったり、実際の金額と違う金額を請求されたりすることがある。個人が支払う金額的には少額だが、消費者連盟によれば、合計では数百万ユーロに及ぶという。
「この件についてアルバートハインと何度か討議してきた。スーパー側はこの間違いについて調査すると約束したが、調査結果は発表されていない。そこで今回の訴訟にふみきった。」と連盟。消費者連盟はこれまでの間違いをなんらかの形で消費者に補償すべきだと主張している。アルバートハインは本日中にこれに対しての回答を発表するという。