オランダのスーパーAHで、レジなしサービス開始
自分で買ったものをマシンに記録しこれをレジで自動支払というシステムはこれまで存在したが、今度は全くレジを通らないで買い物ができるシステムが登場した。オランダ最大手スーパー、アルバートハイン(AH)は今日から2店舗でこのサービスを開始する。アメリカのアマゾンに次ぐサービスで今後ますます増えるとみられる。
アマゾンは今年の初めにシアトルでレジなしのスーパーマーケットを始めている。顧客は購入する品物を携帯電話でスキャンするだけ。買い物が終わると合計金額が自動引落となる。アルバートハインが始めるシステムは少し違い、まず顧客は買い物用のカードをもらう。買い物をするたびにカードをスキャンするところまでは同じだが、その後店を出ると自動的に合計金額が引き落とされるという仕組みだ。引き落としは店を出てから10分後に作動するb。このカードの代わりに携帯電話も利用できるが、現在はアンドロイド携帯のみ。iPhoneはまだ使えない。
今日からこのサービスはアムステルダム医療センター(AMC)の中にある2つのAHで始まる。来週からはアムステルダム中央駅のメトロ駅にあるAHで開始するが、その後他の支店でも開始予定だ。
今年の始め、スーパーSparでも同様なサービスを試験的に行ったところ結果は上々だったという。このサービスを使う人は通常より買い物金額が増えるという結果が出ている。さらに懸念されている万引きや支払いなしで通り過ぎるという件数は増えていない。