ポートフォリオオランダニュース


コロナウィルス、拡散に対しオランダの対策は?
中国湖北省の広大な省都である武漢市内から発生したコロナウィルス感染症。肺炎・発熱・呼吸困難などの症状がみられているという。1月22日現在に9人の死亡が確認され、数百人以上が発症していると伝えられている。感染は中国の外にも広まっている。

中国の新年休暇が始まり、多くの人が海外に渡航するが、オランダにこのウィルスがやってくる危険はあるのだろうか。オランダ国立衛生研究所(RIVM)によれば、その可能性はあまり高くないという。このウィルスが動物から人へ感染するのか人から人へ感染するのか、まだ明らかにされていないからだという。

エラスムス大学病院のウィルス学者であるコープマンス教授は「このウィルスはSARSウィルスに似ている。SARSは動物から人へ、そして人から人へと感染したが、拡散は限られていた。」とし、危険性がそれほど高くないと見ている。RIVMは、中国への渡航を控えことはとくに必要ないが、動物がいる市場付近には近づかないほうがいいと提言している。

米国では中国人渡航客を空港で検査しているが、オランダのスキポール空港ではこの措置は行われない。武漢からの直行便がないというのがその理由だ。そのうえ、検査(スキャン)しても感染しているかどうかは突き止められないという。コープマンス教授は、このウィルスの調査・研究はまだ初期段階なので的確な提言はまだ出せないと述べている。

アマゾンがオランダにやってくる
Eコマースサイト「Amazon」がオランダの総合ショッピングサイトを開設する。日本では豊富な品数と価格の安さで他のサイトを抑えているが、オランダでも既存の競合サイトや小売業には脅威となる。現在、オランダのアマゾンサイト「Amazon.nl」では細々と本やキンドル本を売っているだけだが、これが大きく変わり、あらゆる分野で数百万種の物品を扱うという。

サイトはまだ準備段階だが、今年の3月までには開設される予定だ。アマゾンは欧州の流通センターがオランダにあるのも利点となる。
これまでもオランダの消費者はドイツのAmazon.deから購入する人が多かった。

アマゾンのおかげで、製造業者は無駄な中間業者を通さずに直接消費者へ販売できる。消費者も安く購入できる。オランダの競合であるCoolblue(電気製品)やWehkamp(衣類など)そしてBol.com(アマゾンに類似)は、システムや製品の取り揃えなどで、アマゾンを追従し模倣してきた。アマゾンがオランダで大々的に事業を展開することになった場合、これらの競合企業が生き残るにはなんらかの付加価値が必要となるだろう。

世界一旅行好きな人種オランダ人、行き先は?
オランダ人の生きがいナンバーワンはバケーション。クリスマス休暇が終わったばかりだというのに、もう夏休みの計画を立てている人は多い。

夏休みのピーク時期とは休みになる前の週の土曜日から始まって約3週間。(地域によって夏休みの期間が異なるが) オランダ人は長期休暇を海外で過ごす人が多い。2016年のピーク時期に外国で休暇を過ごした人は530万人。これに対し国内でバケーションをとったは270万人ということで、海外の比重が高い。

中央統計局の調査によれば、オランダ人の好きな旅行先はフランスで約110万人。続いて、ドイツ、スペイン、アメリカが人気だ。旅行会社TUIによれば、ギリシア、スペイン、トルコが夏休みには人気だという。「太陽、海、ビーチ」というのがキーのようだ。

別の旅行会社ANWBによれば、フランス、ドイツ、オーストリアがこれまで人気の旅先だったが、最近ではノルウェイ、スコットランド、そしてアイスランドが旅先に加わったという。

自然を楽しむのが目的という人も増えていて、スコットランドやイギリスの湖水地方に人気が出始めているという。さらに、車で旅行する人には、イタリア、オーストリア、フランス、クロアチア、デンマークが人気。とくにレゴランドがあるデンマークは小さな子どもたちがいる家族には人気だという。

欧州以外の地域では、キュラソー島、カープベルディ、フロリダ、インドネシア、メキシコ、南アフリカ、タイ、ベトナムを旅行先に選ぶ人が多い。また最近ではヨルダン、コロンビア、ミャンマー、ニュージーランド、コスタリカへも足を延ばす人が増えている。

これから人気が出そうなのが、スロベニア、北マケドニア、モンテネグロだ。また、大西洋に浮かぶポルトガル領のアゾレス諸島も注目だ。とくにオランダ人を避けたいと思っているオランダ人には密かなブームらしい。

ANWBの担当者は「オランダ人は世界で最も旅行好きな人種なのだが、まだオランダ人が発見していない旅行先も多い。ポーランド、セルビア、アルバニア、グルジアなども面白い。」と語っている。


オランダの音楽、引き続き有力輸出品に
オランダの音楽は引き続き重要な輸出商品になっている。2018年には2億1600万ユーロの売上を生んでいる。音楽輸出の4分の3はダンス・ミュージックと呼ばれるエレクトロ音楽の分野。アフロジャック、ティエスト、アーミン・ファン・ビューレン、マーティン・ギャリックスといったDJが海外市場で有力だ。

上記の数字は、海外での公演(1億7400万ユーロ)、権利(2900万ユーロ)、録音(1300万ユーロ)の合計である。オランダ全国で1319人のアーティストを調査したところ963人が82カ国で活躍しているという結果が出た。

ダンス・ミュージックでは北米勢が強いが、オランダ勢はアジアで人気だ。とくに中国でのDJ市場は大きいし拡大を続けている。ダンス・ミュージックだけでなくオランダのヒップホップも人気上昇中だという。とくにベルギーでの公演が倍増した。このほか、シンフォニック・メタルバンドのウィズイン・テンプテーションも北米や南米そして日本で人気だという。

海外で人気なのはダンス・ミュージックだけではない。娯楽性のあるバイオリニストのアンドレ・リュウは2018年だけで海外で71のコンサートを開いている。さらに昔のロック音楽もリバイバル中だ。ショッキング・ブルーの「ビーナス」やゴールデン・イヤリングの「レーダーラブ」が海外で復活中だという。

グリーンディールでもオランダのエネルギー費は変わらず
欧州委員会は2019年12月11日、2050年の温室効果ガス排出量をネットゼロ、2030年の排出削減目標を現行の90年比40%削減から、50%削減に引き上げ、さらに55%減も目指すなどを盛り込んだ「欧州グリーンディール(EGD)」構想を打ち...


「オランダの文豪が見た日本」を翻訳した國森由美子さんにインタビュー
2020年始めの起業家インタビューは、ルイ・クペールス著「オランダの文豪が見た日本」を翻訳した國森由美子さん。オランダ人にも難解と言われるこの本の翻訳には2年の歳月を費やしたそうです。「長崎から神戸、京都、箱根、東京、そして日光へ。東洋文化...


オランダの人口、移民増加でさらに拡張続く
日本の九州ほどの小さな国オランダに住む人は1740万人。1990年には1490万人だったので30%の増加。そしてこの人口の増加は止まらない。増加のほとんどが移住者によるものだ。2019年にオランダに移住した人は27万人。オランダから国外へ移...


オランダ、飲食業が10年で60%の伸び
オランダの国民総生産(GNP)は2008年から2018年の10年の間に23%伸び6930億ユーロに達した。このうちHoreca(Hotel, Restaurant, Cafeの頭文字をとったもの)と呼ばれる飲食・宿泊業の伸びは顕著で、10年...


オランダ人はなぜ長時間労働を避けるのか
人手不足のオランダでは経営者側は従業員に少しでも長い時間働いてほしい。とくにパートタイムで働くひとは少しでも時間を増やして欲しいというのが、経営者側の言い分だ。経営者からなる団体AWVNの会長ファン・デ・クラーツ氏は、「現在パートタイムで働...


爆発物入り郵便物が6カ所で発見される。
警察によると、ここ数日間でオランダ全土で最低6カ所に爆発物入り郵便物が送付されていた。この数は増える可能性があると警察は注意を促している。こてまで爆破は起きていないものの、もし爆破すれば死傷者が出る可能性もある。


アムステルダム、観光客を減らす努力にもかかわらず客室数大幅増加
アムステルダムへの観光客が爆発的に増えているが、これにともなうホテルの部屋数も増加している。過去5年で7700部屋増えており、これは25%の増加である。市内の中心地だけを見ると40%も増加している。中央統計局が発表したこの数字には、エアビー...


起業家の国オランダ、企業数200万を突破
今年1月1日、オランダで登録されている企業数は200万404社と過去最高に達した。2019年だけで10万社が登録され、前年の5%増となった。とくにZZP(従業員を持たない会社)と呼ばれる個人事業主数が増えていると、オランダ商工会議所(KvK...


オランダの店舗、クリスマスの日も開店が増える
オランダ(と多くの欧州諸国)では12月25日と26日はクリスマスの祝日。日本の元旦に当たる。一昔前にはクリスマス(12月25日)に店を開けるところはほぼ皆無だったが、最近では開店するところが多い。アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムではスー...




イベント

シンタクラースの夜に、向井山朋子ピアノコンサート


オランダ最大、ドルドレヒトのクリスマスマーケット(12月13日から15日)


ゴーダのクリスマス (12月13日)


アムステルダム・ライト・フェスティバル(11月28日から1月19日)


スポット

春から夏にかけてのオランダ、アンティーク・マーケット


オランダのチューリップ畑トップ4


アントワープにチョコレート天国開園!


オランダの動物園でパンダ見学


オランダ、100キロに渡る世界で最も美しいチューリップルート


アルクマールのチーズマーケット(3月31日ー9月29日)


長く暗い冬には、ちょっと優雅にアムステルダムのアフタヌーン・ティー


アムステルフェーンにもスケート場やクリスマス・マーケット (11月24日-12月26日)


オランダは食べられる雑草/薬草の宝庫


もう行きましたか?アムスの新名所「アムステルダム・タワー」


大使館情報

ABN AMRO銀行を騙る電話やメールでの詐欺にご注意ください!
今般,オランダ中央銀行がABN AMRO銀行に対し,金融犯罪取締りのための顧客情報の検査を命じたとの発表がありました。
今後,本発表に乗じて,ABN AMRO銀行を騙る電話やメールによる詐欺が行われる可能性があります。ABN AMRO銀行自身も,メディアを通じて詐欺に遭わないようにとの注意喚起を行っています。

詐欺に遭わないために,以下のような対策をとってください。
・ABN AMRO銀行の職員を名乗る者から心あたりのない電話がかかってきた場合には,相手の氏名,電話番号を聞いた上で一度電話を切り,公開されているABN AMROの電話番号にかけ直す。
・インターネットバンキングにログインする際は,正規のサイトやアプリから直接ログインする(メールなどにあるリンクをたどってログインしない)。

また,電話で以下のようなことを要求された場合には,詐欺である可能性が極めて高いため,直ちに電話を切って下さい。
・PINコードの開示
・送金
・パスポートの写しやキャッシュカードの送付

在オランダ日本国大使館
電話番号: +31-(0)70-3469544
Eメールアドレス: consul@hg.mofa.go.jp
ホームページ: https://www.nl.emb-japan.go.jp/indexj.html