世界的なコンピュータ障害で空港や銀行など大きな影響
本日、オランダそして世界中でWindowsコンピュータの障害が起き、空港や病院などのシステムが作動しないという事故が起きた。原因はサイバーセキュリティ会社Crowd Strikeのソフトウェアを更新によるものだ。
このため、世界中の空港、銀行、メディア企業などが問題に直面した。スキポールとアイントホーフェン空港は乗客の長い列ができている。受託手荷物と乗客を手動でチェックインする必要があるため、多くのフライトがキャンセルあるいは1時間以上の遅延が出ている。バスターミナルでも同様な障害が発生したが現在は回復している。これまでのところ、世界中で約1,400便がキャンセルされた。
アメリカのソフトウェアプロバイダーであるCrowdstrikeは、セキュリティソフトのアップデートが世界的な混乱の原因であることを認めている。Crowdstrikeは、主に企業のネットワークをハッカーから保護するアプリケーションを販売しているが、個人のPCをサイバー攻撃から保護するソフトウェアも提供している。このため、個人のPCにブルースクリーンが出てシャットダウンするという障害が発生した。