ハーグ、古い病院をホームレスや難民用アパートに

ハーグ市は古くなり使われなくなった病院HagaZiekenhuisを、難民、ホームレス、学生などに開放すると発表した。この計画による病院改造には2,650万ユーロがかかる。ここ数ヶ月、この計画に対し近隣住民の激しい反対があったが、最終的に可決されたもの。

ハーグは来年からこの建物に740人を収容する。そのうち440人は難民、105人が新卒や学生、残りがホームレスや難民申請を通った人たちだ。この収容所は7年間継続する一時的なものだが、その後は新規住宅群建設が予定されている。

議会での討論会に先立ち、ハーグ市の住民20人以上が仮設住宅計画について市議会に懸念を表明した。 議会の一部関係者も、仮設住宅に対する自治体の対応に不満を抱いている。治安に対する不安というのが理由だ。しかし最終的にこの案は可決され改造が始まることになった。