万引き対策でスーパーのJumbo利益回復

1年間に1億ユーロ(約170億円)相当が万引きされていたというスーパーJumbo(ユンボ)は、盗難対策の実施で万引きが大幅に減った。セルフレジ導入による万引きはどのスーパーでも増えているが、Jumboは特に大きな被害を被っていた。しかしこの警備対策で万引きは30%も減ったという。
店内に設けられた監視カメラを増やしたり、セルフレジでのランダムチェックが功を奏したようだ。さらに、いくつかの店舗で実験的な万引き対策も実施されている。頻度の高いランダムチェック、警備の増強、レシートやバッグのチェック、そしてAIを導入し怪しい顧客を見つけるという方法が導入されている。どの店舗であるかはJumboは公表していない。
Jumboのマーケットシェアは21%と昨年とほぼ同じ。売上は60億ユーロで昨年より1%増えている。
画像:Jumbo