子どもの写真SNSアップ、オランダでも問題に?

親が自分の子供の写真をSNSにアップすることは、フランスではすでに違法になっている。イタリアでも今週末法令が討論される。この「シェアレンティング(シェアとペアレンティングの合成語)」は、オランダでも最近問題視されつつある。

オランダでは4分の3の親が子どもの成長記録の写真やビデオをSNS(ソーシャルメディア)でシェアしている。友人や家族に子供の様子を知らせるには最適な方法だが、これが悪用されることもある。

よくあるのは、子どもの親のSNSアカウント情報が漏れて、犯罪者が脅迫に利用するというケース。また子どもの写真やビデオを加工し偽造メールをつくり犯罪に利用するといったもの。

フランスでは今年2月以来、写真が子供の私生活に影響を与える場合、私的な場所で撮影された場合、または子供が許可を与えていない場合、写真やビデオのシェアは有罪となった。親が写真をシェアした場合、45,000ユーロの罰金または1年の懲役が科せられる危険ある。

サイバーセキュリティ企業カスペルスキーはそのウェブサイト(英語)で、親がSNSでシェアする写真には小児性愛者が子どもを追跡できる情報が含まれている可能性があると警告している。「たとえば、写真には子供の学校や制服、家族が住んでいる通りの名前が表示される場合があある。また、子供のリアルタイムの位置が明らかになる場合もある」と同社は警告している。このサイトには写真やビデオを安全にSNSでシェアする方法も出ている。

さらに危険なのは、サイバー犯罪者がディープフェイク、つまり子供が何かを言っているかのように見える、AIで操作されたビデオを作成する可能性があることだという。 「犯罪者がディープフェイクを作成するには、数枚の写真と小さな音声が必要なだけ。」これらの偽ビデオは小児性愛者によって使用される可能性があるとドイツテレコムは警告している。

参照記事:https://nos.nl/artikel/2516570-zorgen-over-online-delen-kinderfoto-s-identiteitsfraude-ligt-op-de-loer