フローニンゲンの卵ボール、6月から全国展開

オランダ北部フローニンゲンに卵ボール(Eierbal)という名物スナック(おやつ、ツマミ)がある。2017年にはなんとユネスコ無形文化財にも指定されている。硬ゆで卵をカレー味のラグー(クロケットのような濃いホワイトソース)で包み、これにパン粉をつけて揚げたもので、スコッチエッグのオランダ版だ。ただスコッチエッグのような挽き肉は使っていない。フローニンゲンの簡易食堂などで製造販売されている。

これが6月から全国展開されそうだ。ホーヘザンドにあるアウルドリクスという企業が、自動で卵ボールを製造する機械を製造、これが販売される。アウルドリクス社はこの機械製造にフローニンゲン市から助成金を得て実現させた。

この卵ボールはフローニンゲン州独特のスナックで外部には知られていなかった。しかし全国からフローニンゲン大学にやってくる学生を通し、フローニンゲン以外にも広がっていった。この機械が普及すればオランダ全土で卵ボールを食べられるようになる。

ただ住民の間では、機械で製造された卵ボールの質を疑問視する人もいる。やはり手作りのほうが美味しいというのだ。しかしオランダを代表するクロケット(コロッケ)も同様に機械で製造されているので、卵ボールが広がるのも時間の問題であろう。