「マスクは不要」オランダ公共衛生環境研究所。政府は3日以内に新たな規制を発表。

各分野での医療専門家や市町村が政府に対し、コロナ規制強化を求めている中、オランダ公共衛生環境研究所(RIVM)は、「公共交通機関以外でのマスク着用の必要はない」と強調した。医療用マスク以外ではウィルスの侵入を防ぐことはできないというのが主な理由である。しかし公共交通機関内ではマスク着用が感染を防ぐ効果があるとしている。
RIVMはマスク着用の効果について実験を続けると発表した。 RIVMのマスクに対する見解

専門家の間では意見が分かれている。アムステルダムやロッテルダムでは市長や店舗のオーナーがフェイスマスク着用の検討を求め、議会の過半数の議員が感染管理チーム(OMT)がマスク着用義務について新規のアドバイスを求めている。  NOS: 議会OMTにマスク着用アドバイスを求める さらにデ・ヨング健康保健省大臣はオランダのコロナ対策を評価する4人の専門家に対し、飲食店や(マッサージや美容室などの)接触業におけるマスク着用義務について検討するよう依頼している。NOS:専門家、政府は3日以内に新規コロナ規制を検討するよう要請

しかし、RIVMをはじめとした一部の専門家がマスクの必要性を認めず、逆にその欠点を挙げていることが、オランダでのマスク着用義務化を阻んでいる。

RIVMの見解とは別途、政府は3日以内に新規コロナ規制を発表する。これにより公共の場でのマスク着用が義務付けられるかどうかはまだ未定。