アントワープで、スーパーの売れ残りを使ったレストランがオープン

アムステルダムでは元アルバート・ハインの店員4人が始めた、売れ残りを使ったレストラン「イン・ストック」が大成功している。これを目にしたベルギー人が来週、アントワープでもスーパーマーケットの売れ残りだけを料理に使用するレストランを開店する。野菜や果物はアルバート・ハインやオーガニックの八百屋から、肉もビオプラネット(コルライト系)から調達する。オーナーの女性二人は「実験的だけれどうまくいくと思う。」と述べている。この期間限定のレストラン・レカブ(Rekub)は7月3日から8月28日までMAS美術館のそばのフェリックス・パックハウス内で営業する。
この残り物だけを使ったレストランは最初は金曜日と土曜日の夜だけだが、成功すれば開店日を増やしたいという。

創始者によれば、「スーパーマーケットでは信じられない量の食料が捨てられている。ベルギーのフランダース地方だけでも200万トンのまだ完全に食べられる状態の食料がゴミ処理されてしまう。あまりにももったいないこと。」そこで自分たちも何かできないかと話題のアムステルダムの「インストック」を見学。残り物とは思えない美しく盛られた料理を見て、同じようなことをしたいと思いついた。使用する材料は、期限切れぎりぎりで、店頭には出せないものだが、質は全く問題ないという。

アントワープのこのレストランはスローフードを専門にし3コース25ユーロで提供する。

Rekub