ベルギーでのビール消費大きく後退

今年に入って5ヶ月間のベルギー国内でのビール消費量は前年同時期から5%落ち込んでいる。この減少は過去15年間で最も大きい。ベルギー醸造協会会長のジャン・ルイ・ファンデ・ペル氏によれば、昨今の経済危機の影響大きいという。「ビールだけでなく飲食業全体が振るわない。ベルギー人は以前に比べカフェに行く頻度が下がっている。」と同氏。
先週は少しだけ消費が上向きになったが、これには好天気とサッカー世界選手権が影響していた。

これに対し、ベルギービールの輸出は順調である。とくに欧州以外の国でのベルギービールは人気が高い。特に中国でのベルギービールの消費が大きく上まって、140%も上昇している。