アムステルダム、安全性で世界5位に

英エコノミスト誌の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の調査結果が発表された。調査は、交通、犯罪、テロの危険性、デジタル保護などを基準に行われたが、世界で最も安全な都市は東京となった。2位はシンガポール、3位は大阪とアジアの都市が占めている。ただし、インドネシアのジャカルタはこの「安全都市インデックス2015」では最下位に位置づけられている。一昔まえには危険な都市であったニューヨークは、今回の調査では10位とスコアを上げている。経済発展度と安全性の関連性は明らかであるとEIUは結論づけている。

欧州ではアムステルダムが5位に入り安全な都市の仲間入りをした。自転車での走行のインフラ、車の運転者のマナーのよさ、駐車施設の整備などが、スコアを上げている。しかしながら、自転車利用者が我が物顔で暴走し歩行者が危険性を感じたり、駐車料金の高さ、安全に関わる公務員の怠慢さなど、世界で5位の安全な都市とは感じないという住民の声も聞こえる。

Safe Cities Index 2015