モンドリアンの絵画、史上最高価格で落札
先日ピカソが ニューヨークのオークションで1億7936万5000ドル(約215億円)という絵画では歴史上最高価格で落札されたばかりだが、今度はオランダの画家モンドリアンの絵画がこれまでの最高価格である5000万ドル(約60億円)でニューヨークのオークションハウス、クリスティーズにて落札された。
この絵画はコンポジションIIIというタイトルの赤、青、グレー、黄色の四角からなる抽象画で、モンドリアンの絵画にこれほどの高値がついたのは今回が初めてである。予想落札価格は1500から2500億ドルでこれを倍以上上回った。
過去には1997年にオランダの国立アート協会がモンドリアンの未完成作品であるビクトリー・ブギウギを3700万ユーロで購入している。
このところ、株価や不動産上昇とともにアート市場でもバブルが続いている。5月の初めにはゴッホの作品「アリスカン」が6630万ドルで落札されている。