オランダ解放記念日

オランダは第二次世界大戦中ナチス・ドイツの占領下にあった。1945年5月5日は正式に占領から解放された日で5年に1度祭日となり今年はその年にあたる。オランダをナチス・ドイツから救う戦闘で中心となったのはカナダ軍。カナダ軍には英国、ポーランド、アメリカ、オランダ、チェコ軍が援軍した。南東部で戦ったのはイギリス第二師団で、これにアメリカ、ポーランド、フランスの空軍が加わった。激しい戦いの後、1945年5月5日にワーヘニンゲンにあるホテルでカナダの陸軍大将とドイツの総司令官が会いドイツが正式に降状した。その後5年に一度この日を祝福していたが、1990年に国の祭日とすることが決定した。戦闘の様子を描いた映画「遠すぎた橋」A Bridge Too Far)は有名である。
5月5日はワーヘニンゲンを始めとしてオランダ全土で解放記念日のための様々なイベントが行われる。