オランダ家庭の多くが毎日家族全員で夕食

オランダでも家族が全員顔を合わせるのは夕食だけという家庭が多い。しかし3分の2の家庭は毎日夕食は家族全員でとるということが食品メーカーのアンケートで明らかになった。アンケートの対象となったのは18歳以下の子供がいる家族。
5家族のうち3家族は、夕食時は家族がひとつになる唯一の時間で、その日の出来事について笑い合ったり、他の場所では話題にならないことについて話すことができるひとときであると答えている。
しかしながら携帯電話中毒はオランダにも侵蝕しており、84%が食事中に携帯電話を使用するのは不愉快でせっかくの団欒の雰囲気を壊すと考えている。

専門家によればこうした家族全員が集まり団欒する夕食の形態も変わりつつある。「オランダ人の多くが家庭で過ごす時間が減ってきている。仕事と家庭で過ごす時間も混在してきている。それでも忙しい中でも夕食時に家族と顔を合わせるのが心の安定と活力の元であることには変わらない。」