アムステルダム、肥満児対策に給水栓設置

子供の肥満を防ぐためにアムステルダム市では今後300基の飲料水用給水栓を設置する。給水栓は公園、遊び場などに設置し子どもたちが砂糖が大量に含まれている清涼飲料水の代わりに水を飲むように推進する。すでに160ヶ所に設置されており40ヶ所では設置中である。残りの100基は来年以降となる。

アムステルダム市の肥満児はこの2年で2%減少したがまだ3万人の子供が肥満。このうち2300人は病的な肥満と診断されている。市の調査によれば、裕福な家庭ではミネラルウォーターを子供に与えるのに対し、貧困層ではコーラやジュースを大量に与える傾向があるという。オランダの水道水は硬水ではあるが水質は高い。