中国企業、蘭フィリップスのLED部門買収か

昨年半ば蘭電子大手フィリップス社がより利益率の高い事業に集中するため照明事業部門を分社化しこれを売りに出したが、中国のコンソーシアムが照明事業部門の買収に手を上げているらしい。買い手は中国のLED製造会社ラティス・パワーで投資会社GSRベンチャー(中国)そしてシンガポールの投資ファンドテマセクが後押ししている。ただしこの3社のコンソーシアムを形成する可能性の高さは不明。

フィリップスはモーガン・スタンレイ銀行を通し、同社のルミレッズ社およびオートモーティブ・ライティング社を売りに出している。モーガン・スタンレイは来週にも買い手を決定するという。売値は25億ユーロになると見積もられている。