オランダのプロバイダー「データの保存義務なし」

今後オランダの通信プロバイダーは、インターネットや電話通信のデータを保存する必要はない。水曜日ハーグの最高裁判所が複数の個人情報保護主張団体と中小のインターネット・プロバイダーの訴えを支持する判決を下した。2009年からオランダのプロバイダーはテロや犯罪防止という理由で12ヶ月以上顧客の通話やメールのデータを保存する義務が課せられていた。しかしEUは2014年に個人情報の保護という見地で通信企業による通信データの保存を禁止した。EUでは禁止されているにもかかわらずオランダの法律の下では情報を保存する義務があるため、オランダの電話・インターネット通信企業は複雑な立場に置かれることになった。

今回の判決により国会で法の改正について討議が予定されている。ただ司法当局や警察などは、犯罪の解決や防止のために通信データを利用できなくなることはリスクが大きいと反論している。