蘭フェイエノールト・サポーター、ローマでの暴動による損害約10億円

先月オランダのフェイエノールトのサポーターがローマで暴動を起こし歴史的建造物や近隣の店舗などを破壊するという事件が起きたが、イタリア当局の試算によれば損害総額は800万ユーロ(約10億円)。このうちローマ市の損害額は520万ユーロそしてカフェや店舗が被った被害額は300万ユーロと見積もられている。

スペイン階段の下にあるバルカッチャ噴水の修理だけで7万5000ユーロ(約1000万円)。さらにこの噴水は最近修復されたばかりで、その費用は209,000ユーロかかっているが、この一部も損害額に含めるべきだとイタリアの歴史的建造物保存委員会は語っている。

さらに、安全性という面でローマのイメージが落ちたことに対しローマ市は300から400万ユーロの損害も計上している。そして市バスの損傷には10万ユーロ。さらにオランダ人の残した大量のゴミや立ち小便の清掃に4万ユーロかかったとローマ市。