オランダ、高速道路のスピードカメラ作動せず

いわゆるトラジェクトコントロールと呼ばれる高速道路上に設置されているスピード・カメラの3分の2は実際に動いていない。設置ルート12のうち8のルートはカメラを気にせずに運転できることがわかった。トラジェクト・コントロールとは一定区間の間の運行平均スピードを計測するもので、設置地点にはカメラ・コントロールの看板が高速道路脇に掲げられている。

昨年古くなったシステムを取り替える作業に入っており今年の初めには新しいシステムが作動する予定であったが、実際には未だに作動していない。交通取り締まり機関であるCVOMでの聞き取り調査によれば、A12のウルデンとゼイランドトンネル間の2つのトラジェクト・コントロールは今年中の完成は無理で、実際に動くのは2016年になるとのこと。
スピード・コントロール機器の不備で政府は今年約8000万ユーロの罰金収入を見逃すことになると試算されている。

Traject Control 設置場所