2024年からソフトドリンク大幅値上げ
2024年1月1日からソフトドリンクなどが大幅に値上がりする。これはソフトドリンクや植物性ミルクなどにかかる税金が1リットルあたり17セント引き上げられるせいだ。現在すでにソフトドリンクにはリットルあたり9セントの税金を払っているのが、26セントにまで上がる。
税引き上げの対象となるのは、いわゆるアルコールなしの飲料である。この中にはソフトドリンク、シロップ、ノンアルビール、野菜や果物のジュースそしてあるコール含量が1.2%以下の飲料も含まれる。さらにオーツやソーヤミルクなどの植物性ミルクなども対象となる。
税上げの目的は、砂糖含有が多いソフトドリンクの摂取を減らすためだという。財務省によれば「これはまだ砂糖税にまでは行っていない。」とさらなる値上げをほのめかしている。この税上げにより3億ユーロの歳入が見込まれている。逆に砂糖が含まれないミネラルウォーターにかかる9%の税金は来年からは廃止される。
大豆や大麦などを原料とするミルクの人気は上昇中だが、現状では税制上ソフトドリンクの区分に入っている。砂糖が含まれるソフトドリンクの区分に入るのは不服だとして、この値上げに生産者は反対している。