アムステルダムに砂糖中毒リハビリクリニック登場

甘いものが止められない砂糖中毒患者用に、アムステルダムのライツェ通りに昨日月曜日からリハビリクリニックが登場した。このクリニックは糖尿病基金が期間限定で開設したもので、誰でもボディスキャンが受けられる。このスキャンで砂糖が身体にどれだけ影響を与えているのかがわかるという。「ライツェ通りにはお菓子やキャンディ、チョコレートアイスクリームを売る店が山ほどあり、砂糖中毒の人を誘惑するという理由でここを選んだ。」とスポークスマン。

糖尿病基金はこの期間限定クリニックを開設することで、砂糖中毒の人に毎日どれだけ砂糖を摂取しているかを自覚してもらう。多くの人が気づかないうちに砂糖中毒になっているという。オランダではなんと80%の人が砂糖の摂り過ぎ。平均で1日150グラム(角砂糖20個)も摂取している。世界保健機関(WHO)は1日に必要なエネルギーの10%以上は砂糖から摂取すべきではないとし、約50グラムを限度としている。糖尿病基金は、お菓子だけでなく砂糖は多くの食品に添加されていて、摂ればとるほどもっと欲しくなるという中毒性があると指摘している。

このクリニックは13日(日)まで開いている。 Leidsestraat 46, Amsterdam で誰でも予約なしでチェックが受けられる。