オランダ初、女子修道院でワイン生産

オランダ南部ブラバント州のオースターハウトにあるノーベルタン派修道院の修道女たちがワインを生産すると水曜日に発表した。建造数世紀前に遡る古い修道院を保存するための資金としてワイン生産そして販売を行うという。オランダの修道院でワインを作るのはここが初めてとなる。ベルギーではビールやチーズそしてワインを生産している修道院も多いが、オランダではこれまでビールとチーズのみだった。このシント・カタリナダル修道院には7.5ヘクタールのワイン畑とワインの試飲所そしてショップができる。

専門家による調査で修道院の土壌がワイン造りに適していることが判明したので、修道女たちは今後ベルギーのワイン農家からワイン製造の手引を受けることとなる。
オースターハウトの修道院はオランダでも最も古いもので、修道女が暮らしている城は国の歴史建造物に指定されている。城に修道女が住み始めたのは1647年からだとう。

シント・カタリナダル修道院