オランダ人はクリスマスが嫌い?

オランダのクリスマス、街頭はひっそりと静まり返っている。オランダ人の伝統的なクリスマスの過ごし方は家族と家でディナーを楽しむというもの。ご馳走を食べる事自体は重要だが、「同時に3日間にわたって食べ過ぎ飲み過ぎることが最悪なクリスマスの伝統だ」。グルーポンの調査では、3分の1の人がクリスマスディナーの後に食べ過ぎ、飲み過ぎを後悔し嫌悪すべき伝統だと答えている。このディナーよりうんざりさせられるのは、クリスマス中の渋滞と列車遅延で「クリスマスで嫌なこと」トップとなっている。さらに義理の家族と過ごすのも嫌なことトップ5に入っている。

嫌だとは言うものの、オランダのクリスマスは昔通りのやり方で通す人が多く、クリスマスディナーを用意しクリスマスツリーを飾ったり屋外にもライティングを施したりしている。
また、クリスマスが来るからといって朗らかに装ったりするのも馬鹿げていると考える人も10%いるし、家族や親しい友人以外にも義理でプレゼントを買うというのも嫌なことの一つだという。

伝統的クリスマスを避けて海外に逃避する人も年々増えており、今年の行き先のトップはロンドンとなっている。