無人航空機が命を救う

オランダのデルフト工科大学の学生、アレック・モモン君(23)が心臓発作患者のための無人航空機を発明した。この小型飛行機は時速100kmのスピードで空を飛びGPSによって患者の元にたどり着き、心臓に電気ショック治療を行う。通常の救急車は電話報告を受けてから心臓発作を起こした人にたどり着くのに平均で最低10分かかるが、この無人航空機なら1分以内に着く。もちろんそのためにはオランダ国内だけで3000機の無線無人航空機のあるネットワークが必要だが、これにより患者の再生率はこれまでの8%から80%までに上がるという。

ベルギー人のモモン君はこの空飛ぶ救急飛行機の研究で火曜日に修士号をとった。アムステルダムの救急センターとベルギーのゲント大学病院はこの無人救急飛行機の実用化に興味を示している。

無人救急飛行機テスト動画