アムステルダムとハーグではイスラム教が最大シェアを持つ宗教に

オランダの首都アムステルダムと政治の中心であるハーグでは、宗教人口のうちイスラム教徒が最大のシェアを占めることがわかった。

オランダ全体では2013年における宗教の信者は53%で残りの47%は無宗教(中央統計局(CBS))。3年前の55%から宗教信者の数は減る傾向にある。このうち最大を占めるのはカトリック信者で住民全体の25%。プロテスタント信者は16%、イスラム教信者は5%となっている。ただしこの数は自己申告であり実際に教会や寺院に出向いているとは限らない。実際に教会や寺院に出向く人はカトリックでは6.3%、イスラム教では6.3%となっている。一般的に南部ではカトリックが北部ではプロテスタントの数が多い。

大都市では宗教シェアは異なり、ハーグ市では14.1%、アムステルダムでは11.3%がイスラム教信者と最大の宗教となっている。ただしこれに続くカトリック教徒の数とはほとんど差はない。