オランダ軍、イラクの「イスラム国」軍に空爆

オランダのF16戦闘機2期はイラクの北部でクルド人と戦闘を行っているイスラム国軍の車両を爆撃したと、オランダ国防省が火曜日発表した。標的には3発の爆弾が落とされたが、これによる負傷者数などは不明である。

一方オランダ国内ではオランダに住むクルド人がオランダ政府に対し、シリアのコバニでイスラム国と戦っている同胞を援助してほしいと要求している。コバニはトルコ国境から約500メートルの町。イスラム国軍の攻撃を恐れる市民がトルコへ逃亡しようと試みたがトルコ政府はバリケードをはり、クルド人の入国を拒んている。このためコバニに家族や親類がいるクルド人は欧州各国でコバニへの援助を求めている。オランダ政府はクルド人の代表と話し合ったがF16機をシリアに送るという決断はまだ下していない。