ベルギー、イラク空爆、オランダも今週中に空爆計画
ベルギー国防省は5日、同国軍のF16戦闘機が同日イラクの首都バグダッド西方でイラク治安部隊を攻撃していた過激派「イスラム国」に対し、初の空爆を実施したと明らかにした。ベルギーは米国のイスラム国空爆作戦に参加したもので、イラクとクルド軍の地上戦を援護するという。
ベルギーは、フランス、英国、デンマークそしてオランダと同様、9月に米国が宣言したイスラム国攻撃への参戦はするものの、現在のところイラク領内に限定している。
一方、オランダ政府も6日、同国軍のF16が5日、イラク国内の紛争地域の上空を初めて飛行したと発表した。軍のスポークスマンによればイスラム国への空爆は今週中に行う。オランダはF16戦闘機6機と250人の兵士、そして130人をイラク治安部隊の兵士訓練用に送っている。現時点ではベルギー、オランダともにシリアでの空爆には参加しない。