「イスラム国攻撃へのオランダへの報復に過剰反応は必要なし」専門家のコメント

25日木曜日イラクのアバディ首相は、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」戦闘員が、パリや米国で地下鉄攻撃を計画しているとの「信頼できる」情報を入手したと明らかにしたと発表した。

オランダはシリアに戦闘機を送るなど米国のイスラム国攻撃へ参加するが、それによる報復に過敏になる必要はない、と「テロとテロ対策センター(het Centrum voor Terrorisme en Contraterrorisme)」のセキュリティ専門家がトラウ紙のインタビューで語った。テロを恐れ駅や地下鉄を利用しないなどというのは不必要な行動であると同専門家。
「人々の過剰反応がまさにイスラム国る恐怖の拡散という目的に合致する。駅の利用を避けることで彼らの目的の半分は達成する。」

オランダ政府によるイスラム国攻撃参加に関する書簡には「オランダへのテロ攻撃の脅威は以前より高まる可能性がある。」と書かれているが、現在のリスクレベルである「かなり高い(substantial)」は変更されていない。