ウクライナのマレーシア航空機墜落場所捜査隊任務停止

オランダのルッテ首相は水曜日夕方記者会見にて、マレーシア航空機MH17が撃墜されたウクライナの事故現場に派遣している捜査隊の任務を停止すると発表した。まだ80体以上の遺体が見つかっていないが、現場付近の戦闘が激しさを増しており派遣した捜査隊の安全が危ぶまれているというのが理由。捜査隊を必要以上な危険にさらせたくない、とルッテ首相。

航空機墜落地点のウクライナ東部ではウクライナ軍と親ロシア反乱軍が激しい戦闘を繰り返している。またロシア軍が国境を超えて侵攻してくる恐れもある。「現時点で捜索は停止するが、状況が安全とみられるようになれば再開する。」と同首相は述べている。