第一次世界大戦100周年追悼式リエージュで開かれる

100年前の今日第一次世界大戦が勃発しドイツ軍がベルギーのリエージュに侵攻した。ベルギーの国王夫妻そして各国の代表がリエージュに集まり追悼式を行った。リエージュは第一次世界大戦が始まって最初で最大の攻撃を受けた都市である。集まった首脳陣にはドイツのガウク大統領、フランスのオランド大統領のほか、イギリスのウィリアム皇太子夫妻などが含まれている。オランダは外相の代理としてファン・デン・ブルック氏が参加した。

1914年8月4日ドイツは中立国であるベルギーに侵攻した。これに呼応し英国がドイツに宣戦布告、大戦が始まる。オランダはこのとき中立を保持していた。

フランスのオランド大統領はスピーチで現在世界で起きている紛争について言及した。「我々はウクライナ、ガザ、イラクなどの戦争に中立という立場をとることはできない。ヨーロッパもこれらの戦争に責任をもつべきである。」ドイツのガウク大統領も「ヨーロッパは人権侵害を見て見ぬふりをすべきでない。」と介入を示唆している。