墜落したマレーシア機、ロシアのミサイルによる撃墜か
昨日ウクライナ東部でマレーシア航空のボーイング777型機が墜落した事件で、ウクライナのポロシェンコ大統領は「テロ攻撃だ」と述べ、親ロシア派武装勢力に撃墜されたとの見方を示しているが、オランダ消息筋によればロシア軍による可能性が高いという。
アムステルダムのスキポール空港を発ちマレーシアに向かう航空機に乗っていた乗客と乗務員298人のうち189人はオランダ国籍。オーストラリア人27人、マレーシア人23人、インドネシア人11人、イギリス人6人、ドイツ人4人、ベルギー人4人、フィリピン人3人そしてカナダ人1名が国籍が判明され、残りの乗客の国籍はまだ不明である。
オランダのフォルクスクラント紙によれば、上空10km以上の場所で撃墜されたならロシア製の対空ミサイルよるもの以外に考えられないという。新ロシア派武装勢力も対空ミサイルを発射しているが、彼ら自身のシステムでは10km以上に届かないと分析している。この対空ミサイルは航空機を撃墜するスーパー兵器と呼ばれるものでNATOのコード名でSA-17 Grizzly と SA-11 Gadflyと呼ばれるもので、米国やイスラエルが恐れるミサイルである。
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