オランダ、税務署職員2000万ユーロ横領で逮捕される

先週の金曜日にアーネムに住む税務署職員(51)が横領の疑いで逮捕された。この職員は横領とマネーロンダリングに関わったと見られている。
横領が明るみに出たのは火曜日で、財務省副大臣エリック・ヴィーベス氏が下院へ書簡で報告した。この2000万ユーロ(約280億円)に上る横領は1回に行われたものとみられるが、容疑者は嫌疑を否定しているためオランダの国税査察であるFIOD、検察そして税務署が共同で調査を行っている。横領の手口や詳細は明らかにされていないが、税務署から特定の口座に振込が行われたという。この事件で税務署の内部管理体制についての批判も持ち上がっている。