仏ルペン氏の「ガス室」発言に、極右のウィルダースも辟易

フランスの極右政党である国民戦線党の元党首であるジャン・マリー・ルペン氏(現党首の父親)による「ユダヤ人用ガス室建設」発言に対し、オランダの極右政治家であるウィルダース氏はもしこの発言が本当なら最悪であるとコメントした。ルペン氏は今回の欧州議会選挙で再選を果たし、同氏の属するフランス国民戦線党はオランダの極右政党であるウィルダース率いるPVV党と「反EU」で右翼連合を形成している。
ルペン氏の「ユダヤ人用ガス室建設」発言は、フランスのユダヤ系シンガーであるブパトリック・ルエル氏の国民戦線党批判に答えたもの。
オランダの極右PVV党は、反イスラムを掲げているがユダヤ系やイスラエルを擁護する立場をとっている。