オランダの野菜や果物は安全

オランダで売られている野菜や果物はほとんどあるいは全く残留農薬が付着していないと、オランダ食品安全局が発表した。米国の研究では大量に農薬が使われているリンゴ、イチゴ、ブドウを食べるとホルモンの異常をきたすといわれていおり、農薬はまた子供の異常行動の原因ともなっている。これに対しオランダの食品安全局の調査によれば、店頭で売られている野菜や果物の99%は、残留農薬が付着していない。また付着しているとしてもその量がかなり低いために健康への影響はほとんどないという。

オランダで販売されている野菜と果物で残留農薬量が高いのは、東南アジア、中国、ケニア、スリナム、トルコ、ドミニカからの輸入品。他国では規制が厳しくなっているため残留農薬量が減ってきている。
食品安全局が2011年から2013年までに8000個のサンプルで調査した結果62個が基準を上回るのみだった。余程の量を摂取しない限り、オランダで売られている野菜や果物は健康への害はないというのが、同局の結論である。