オランダのほとんどの州で経済悪化

2013年度もオランダのほとんどの州で不況のせいで財政が悪化していたことが、本日発表された中央統計局の統計で判明した。
昨年度のオランダの経済成長はマイナス0.8%だった。不況は一部の州には大きな影を落とした。
オーバーアイゼル州とリンブルグ州は最も不況の影響を被った州だが、フレーボランド州、ゼーラント州、北オランダ州は悪化はしたもののそれほどの影響はなかった。これに対し天然ガスの増産でフローニンゲン州のみが、経済成長を記録した。
都市では、アムステルダムがマイナス0.7%とあまり不況の影響は受けなかったのに対し、最も経済が後退したのはロッテルダム。アムステルダムはスキポール空港の拡大とこれにともなうサービス業の好況が大きく影響した。ロッテルダムは、天然ガス精製や石油化学業界の不調が目立った。