オランダ最高裁、小児愛擁護団体を禁止に

金曜日、小児愛者を擁護するオランダの団体マルタイン(Martijn)は最高裁で正式に存続禁止の判決が出た。この党の存続については2011年から裁判で争われていた。判決の趣旨は、表現の自由よりも子供の保護のほうが重要であるというもので、言論や行動の自由を盾に小児愛を支持していた団体は違法となった。

マルタイン・ファンデーションの主張は大人と子供の性的な接触を合法化させるというもので、ここ数年間この問題は論争の的となっていた。以前の判決ではこの団体の存在が社会的な問題を引き起こしていないという理由で合法であるとされていた。しかしながら2012年には、大人と子供の性的な接触というものはオランダ社会の道徳観や価値観においては認められないという判決が出た。そしてようやく金曜日に禁止という最高裁の判決に至ったもの。