ベルギー ワールドビールカップで金賞!

2年に一度、アメリカのコロラド州デンバーで開催されている、アメリカブルーワーズ協会が主催の「ワールド ビールカップ」だが、2年前の2012年大会では、54カ国から約800の醸造所が4000近くにのぼるビールをエントリーし、日本から参加した、“ゆずほ和イト”というゆずを使ったビールと、「ラオホ」という山梨の醸造所のビールが見事金賞を受賞している。

この晴れある大会が先日開催され、ヨーロッパとドイツオリジンや、ベルギー、、フランスオリジンなど、スタイルごとに約100のカテゴリーに分けられて審査が行われた。

ベルギーはフランダース地方からエントリーした、2つの醸造所が見事金メダルを受賞した。

ブーン醸造所からランビック“Oude Kriek”が、ベルギースタイルのサワーエール部門で4度連続の金メダル受賞している。 この連続の金メダル受賞はベルギービールではここだけだ。ブリュッセルとその近郊で造られる、空気中に浮遊する野生酵母を使った伝統的なこのエールビールは、強い酸味が特徴で、シャンパンを思わせるような上品なドライビールに仕上がっており世界中のファンに愛飲されている。

オークの大樽で熟成させることで知られる、西フランダースのルーセラーレの160年の歴史を誇るローデンバック醸造所から、“ローデンバッハ ビレッジ2011 ”(Rodenbach Vintage 2011)が同じく金賞を受賞している。

今年は58カ国が参加し、1403の醸造所から4754のビールがエントリーしていた。