冬眠するベルギーの少女

ベルギーに住む18歳の女性は世界でも非常に珍しい冬眠をする。この女性は昨年11月2日に眠り今年の1月17日に目覚めた。眠っていたのは77日間。一昨年は119日も眠っていたという。
クライン・レビン症候群とよばれるこの病気は若い人に見られる珍しい病気である。世界でも発病者自体が非常に希で、1000例程度の報告例しかないため、原因は特定されていない。また治療法も発見されていないが、通常は自然に治る。30歳以上ではほとんどこの病気は報告されていない。