今週末は流星群通過で流れ星が見える
今日から週末にかけて夜を外で過ごすと流れ星を見ることができそうだ。流星群が地球のそばを通過するため、流れ星が多く発生する。土曜日の朝早く起きれば一番よく見えるという。
地球は今週比較的大きな流星群2つを通過する。とくに土曜日の朝8時ごろにベルセウス流星群の最も活発な場所を通過する。1時間に約100の隕石が大気に突入すると予想されている。宇宙のチリが大気を通過するときに光るため、流れ星と名付けられている。
ピークは日の出直後なので見えないが、夜でも十分に観測可能だ。月が沈む午前4時45分がベストタイムだといわれている。その後、1時間に約20個の流れ星を肉眼で見ることができる。小さいデルタみずがめ座の群れも通過しているため、土曜日前の空も比較的流れ星が活発だ。
オランダで目に見える最大のものでは双子座流星群と牛飼い座流星群。7 月下旬から 8 月上旬にかけて地球を通過するため、一番よく見えるという。
さてどの地域で流星がよく見えるのだろうか。国立衛生環境研究所(RIVM) が分析した衛星データによると、南オランダ州は国内で最も光害が測定されおり、星が見えにくい。とくに園芸温室は夜でも電光をつけているため、光公害が激しい。とくに園芸農家地帯にはさまれているデルフトは光害が最も深刻だ。アムステルダム近郊も南オランダ州ほどではないが光害の影響は受けている。このほかの地域では比較的光害はないようだ。