13日明け方、オランダでも流星群が観測可能

天気がよければオランダでも日曜日の夜中(13日月曜日の明け方)に流星が見えそうだ。一番流星が多く見られるピークは月曜日の明け方3時から4時の間で、1分間に1個が期待できそうだ。この流星群は3大流星群のひとつであるベルセウス流星群。今年は11日が新月にあたり、12日夜から13日の明け方も月明かりに邪魔されないので、観測には絶好の条件となる。このためピーク時には、1時間あたり40個以上の流星を期待できそうだという。
流星(流れ星)とは、宇宙空間にある直径1mm~数cm程度の塵粒(ダスト)が地球の大気とぶつかり、地球大気や気化した塵の成分が光を放つ現象である。ペルセウス座流星群の母天体は、スイフト・タットル彗星で、太陽の回りを約130年の周期で公転している。流星群は放射点があるペルセウス座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れるという。オランダではいくつかの天文台が流れ星を観測するために一般公開される。