明日からまた猛暑、水不足に拍車

明日からまた一週間ほどオランダに猛暑がやってくる。ほとんどの地域で30度を超えると予想されている。また降雨がないため、この干ばつも悪化する。先週の水曜日に公式な水不足が発表されたが、これがさらに続く。

オランダを流れるマース川とライン川の水位はさらに下がる。アイセル湖も同様で、先週には船舶の運行が制限されている。水門も非常に狭いため、一度に1艘しか通過が許可されていない。

火曜日は20度から29度、そして水曜日からは30度を超えると予想されている。この猛暑は週末まで続く。

こう暑いと川や湖や海で泳ぐ人も多いが、水中の藍藻(blauwalge)に注意するよう国立水管理局が警告を出した。藍藻は水の表面に青や緑の層を形成することが多いが、水中で見えない場合もある。藍藻に接触すると皮膚の炎症を起こすだけでなく、頭痛や胃腸の痛みを引き起こす可能性がある。遊泳に危険な地域は、遊泳水域www.zwamwater.nl  で見ることができる。

干ばつは山火事を起こす危険もある。現在自然火災リスクは2段階。このため消防隊は自然地域で喫煙したり、乾燥した高い草木のある場所に駐車しないよう呼びかけている。
オランダは年々気温が上がり、降雨量が減っている。これに対してまだ対応準備ができていないというのが実情だ。