イルカに乗った女性インターネットでの批判・脅迫で警察に出頭

オランダ中西部の海岸サンドフォールトで火曜日海辺にやってきたイルカによじ登った女性が、水曜日警察に出頭した。イルカに乗った女性の写真がソーシャルメディアで拡散され、女性は激しい非難や脅迫を受けていた。警察は、中傷や脅迫を止めるよう呼びかけるとともに、この件に関しては法が採決を下すと発表した。

ソーシャルメディアで拡散されていた写真は、浅瀬でイルカのヒレをつかみ背に乗ろうとしている女性である。女性は腕でイルカを掴み、足を乗せてよじのぼろうとしている。この様子にソーシャルメディアは多くの批判や非難を流していた。警察は「この写真で感情が高まる人が多いのはわかるが、ネット上で脅迫にまで発展するのは止めるべきだ。またこれが有罪となってもこのような事態は許されない。」とSNSでの非難や脅迫を止めるようツイッターでコメントしている。

実際には、女性がイルカによじ登る前に、ビーチにいた人たちが浅瀬に迷い込んできたイルカを海に戻そうとしていた。そのあと女性がイルカを捕まえたときに、これをやめさせて、最終的にはイルカは海に戻っていった。事件が起きた火曜日に、SOSドルフィンという団体の会長が、「このような行為はイルカを死に追いやる可能性がある。また女性も重症を負うかもしれない。」とメディアで批判していた。これがSNSでの非難や脅迫につながったものと見られる。

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