給油をなんとか一週間延ばす人続出

昨年の5月以来ガソリン価格は上昇し続けている。エネルギー危機とウクライナの戦争はこの上昇に拍車をかけた。さらに原油価格に基づく希望小売価格を下げる兆候はいまのところ見られない。しかしあと一週間待てば、ガソリン税が下がるため満タンで10ユーロ近い差額が出そうだ。政府は3月11日にガソリン税の引き下げを発表。約10億ユーロの国庫支出である。  
エネルギー代の高騰でガソリン税と光熱費のVAT引き下げ

ガソリンやディーゼル油の価格を決定する原油価格は上昇し続けている。通常小売価格は原油価格の最初の高値に定着する傾向がある。現在国内の平均ガソリン料金は1リットルあたり2.44ユーロ、ディーゼルで2.29ユーロとなっている。4月1日からはガソリンで17.3セント、ディーゼルで11.1セント安くなる。ガソリン車で満タン(45リットル)で平均9.42ユーロ、ディーゼルで同6.04ユーロ下がる計算だ。

そこでできるだけ給油を1週間延期しようとしたり、最低限の給油をする人が少なくないという。付近で安い給油所を見つけるには以下のサイトが便利。

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