本日からガソリンの名称変更、欧州共通に

本日10月12日から給油所で販売される燃料の名称が変わる。新しい名前はEU加盟国とアイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン、マセドニア、セルビア、スイスそしてトルコでも使用されるようになり、どこに行っても名称で戸惑うことがなくなる。

ガソリンはE。これにバイオ・エタノール含有分である5あるいは10という数字がつく。ディーゼルはB7。これはディーゼルに7%のバイオ燃料が含まれていることを示す。LPGは現状のまま。

オランダでも今日から4000軒の給油所のタンクに新しいステッカーが貼られるが、旧名称もついているので間違えることはないはず。
バイオ・エタノール5%含有のE5はこれまでのEuro95。Euro95には2005年から5%のエタノールが混ぜられている。2020年までにEU規定で最低10%のエタノール含有が義務付けられ、E10が主流となる。ただ2000年前に製造された車にはこのE10は要注意だ。エタノール(アルコール)は金属やプラスチックに悪影響を与えるため、古い車では使用しないほうがいいという。

ドイツ、フランスそしてベルギーのガソリンスタンドではE10が主流となっており、E5/Euro95は消え去りつつある。しかしオランダではまだE10の使用は義務付けられていない。おそらく2020年をめどにE10が主流となる。EUのバイオエタノールの含有b義務は、温暖化ガスの排出削減を目的としている。