オランダのルッテ首相、核安全サミット開幕

オランダのマーク・ルッテ首相は月曜日午後からハーグで開催されている核安全サミットの公式な開会宣言をおこなった。開幕のスピーチでは核によるテロの脅威をなくす必要性を強調した。本日から2日間にわたって開催されるサミットでは核物質がテロリストに渡るのを阻止すること、そして核物質がいかにして効果的に利用され安全に格納できるかが中心に討論される。

53カ国の大統領、首相やトップが参加する会議はメディアなどでは公開されない。参加者のうちG7のメンバーは本日18:30からオランダ首相官邸にてロシアのクリミア併合について話し合う。

今朝はスキポール空港に到着し、ヘリコプターで直接ミュージアム広場に向かったオバマ大統領が、国立美術館(Rijksmuseum)にてルッテ首相と非公式な話し合いをもった。一方政府専用機でアムステルダムに到着した安部首相はアンネ・フランクの家博物館を訪問した。