オランダ国王、ロッテルダム中央駅オープン

ウィレム・アレキサンダー国王は木曜日建設が完了したロッテルダム中央駅を公式にオープンした。ロッテルダム中央駅は、現在改築中であるハーグ、アムステルダム、ユトレヒト中央駅などの先陣を切って開構した。

鉄道、駅構内、外装などにこの駅の建設には約9年の歳月を要した。建築に関わったのは、スキポール空港を設計したベンタム・クラウウェル建築事務所、MVSA建築事務所、ウェスト8建築事務所、そしてアーバン&ランドスケープ社である。

新駅は、利用者数が現在11万人であるところを2025年には32万人に増えることを想定して設計された。銀色に輝きロッテルダム市街に伸びる屋根は印象的だが、市民からはカップサロン(美容室)というあだ名がつけられている。カップサロンというのは、トルコ系のファーストフードショップで人気のアルミのケースに入ったスナックフードである。


ロッテルダム中央駅