アムステルフェーンで少女が虐待。LGBT関連で警察が捜査。目撃者求める
月曜日午後アムステルフェーンのウェストヴァイクで、14歳の少女フレデリックさんが4−5人の男子に暴行を受けるという事件が起きた。少女が歩いていると男子に呼び止められ「お前は男なのか女なのか。」と詰問された。少女は「そんなことはどうでもいい。」と無視したあと「私は私。人はなりたいものになれる。」と言い返したという。その後少年たち(11歳から15歳ぐらい)がフレデリックさんの顔を殴るなどの暴行を働いたため、少女は鼻が折れたり歯が何本か欠損するなどの重症を負い病院に運ばれた。
フレデリックさんの父親はこの事件をSNSであるLinkedInに投稿し、犯人探しの協力を求めている。さらに、「自分が女の子であろうと男の子であろうと、そしてゲイでもバイセクシュアルでもどうでもいいことだ。私はフレデリックをとても誇りに思う。」と書いている。この投稿にはたくさんの励ましや同情が集まっているという。
アムステルフェーン警察は、LHBTI関連の暴力は最優先に捜査すると発表。事件が起きたのは日本人が多く住むウエストヴァイクのAlbert van Dalsumlaan。この事件を目撃した人、犯人を知っている人は0900-8844まで知らせて欲しいとのこと。
アムステルフェーンのウェストヴァイクは静かな住宅地で、このような事件が起きることは皆無であるため、住人も驚きを隠せない。(画像は事件が起きた場所。Google Street View)
* 27日夜、容疑者のうちひとりの男子(14)が逮捕された。