飲食、イベント、スポーツなどに37億ユーロ追加支援決定

政府は、企業の倒産や失業の増加を防ぐため、37億ユーロの追加コロナ支援資金を拠出すると発表した。これはこれまでの支援金額340億ユーロに上乗せされるもので、コロナ禍で打撃を受けたセクターに支給される。

コロナ禍とこれに伴う経済の悪化は予想以上に長引いているため、今回の支援策が必要となった。今回の支援策は、第3次支援となるもので、2021年の6月末まで継続する。
固定費に対する支援額(TVL)は増額される。バーやカフェなどで営業損失が多大な企業はこれまで以上の支援金を受け取ることができるようになる。さらに最大70%までの費用を政府が補填する。また支給対象業種も拡大され、例えば飲食業へのサプライヤーなどにも適用されるようになる。最高支給額は3ヶ月90,000ユーロで据え置かれる。これまでの給与支出援助(NOW)も継続される。

さらに、収入がなくなった企業にも手が差し伸べられる。例えばコロナ禍により仕事がなくなった個人事業主や隔離で仕事ができない人は、一時的補助金精度(TONK)が利用できる。

第3次コロナ支援策 (政府広報)